
「うっかりしてた!家賃の引き落としができていないかも…」
そんな時、まず頭に浮かぶのは「どこに連絡すればいいの?」という疑問ではないでしょうか。
契約書を見ると「大東建託」と「ハウスリーブ」という2つの名前があって、どちらが正しい窓口なのか迷ってしまいますよね。
今回は、家賃の引き落としに失敗してしまった場合に、まずどこに連絡すべきなのか、そしてその後どう対応すれば良いのかを分かりやすくお伝えします。
【結論】まず連絡すべきは「大東建託」です!
いきなり答えからお伝えすると、家賃の引き落としができなかった時にあなたが連絡すべきなのは「大東建託」です。
より正確に言うと、お部屋の管理をしている「大東建託パートナーズ」が窓口になります。
「え、保証会社のハウスリーブじゃないの?」と思うかもしれませんが、ハウスリーブはあくまで家賃を保証してくれる会社。
入居者である私たちが直接やり取りをすることは、基本的にはありません。
普段の生活で何か困ったことがあった時に、大家さんや管理会社に連絡するのと同じ感覚ですね。
家賃の支払いに関するトラブルも、まずは建物を管理している大東建託パートナーズに連絡すると覚えておきましょう。
そもそもハウスリーブって何?
では、なぜ契約書に「ハウスリーブ」の名前が出てくるのでしょうか。
それは、ハウスリーブが大東建託グループの家賃保証会社だからです。
通常、アパートやマンションを借りる際には「連帯保証人」を立てる必要がありますが、ハウスリーブはこの連帯保証人の役割を代行してくれるサービスを提供しています。
つまり、もし私たちが家賃を支払えなかった場合、一時的にハウスリーブが立て替えて大家さんに支払ってくれる、という仕組みです。
私たち入居者にとっては、連帯保証人を探す手間が省ける、とても便利な存在というわけですね。
引き落としができなかった!具体的な対処法
連絡先が分かったところで、次に具体的な対処法を見ていきましょう。
引き落としができなかった場合、支払い方法は主に2つあります。
コンビニで支払う(バーコード利用)
「すぐに支払いを済ませたい!」という方におすすめなのが、スマートフォンを使ったコンビニ支払いです。
以下の手順で簡単に支払うことができます。
- 大東建託のお問い合わせフォームから「家賃支払いバーコードの送付希望」と連絡する。
- SMS(ショートメッセージ)で支払い用のURLと認証コードが届く。
- URLにアクセスし、バーコードを表示してコンビニのレジで支払う。
この方法なら、当日~翌営業日には対応してもらえるのでスピーディーです。
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど主要なコンビニで支払いが可能です。
コンビニで支払う(払込票ハガキ利用)
「特に急いでいない」「SMSの操作が苦手」という方は、郵送されてくる払込票を待つ方法もあります。
引き落としが確認できなかった場合、翌月の10日前後に大東建託からコンビニ払込票(ハガキ)が郵送されてきます。
そのハガキを持って、コンビニで支払いを済ませましょう。
知っておきたい注意点とポイント
最後に、家賃の引き落とし失敗に関して、いくつか知っておきたい大切なことがあります。
ココに注意
一度引き落としができなかった場合、再度の引き落としは行われません。
「口座にお金を入れたから大丈夫」と安心していると、未払いのままになってしまうので注意が必要です。
また、契約内容によっては「遅延事務手数料」が別途発生する場合もあります。
余計な出費を増やさないためにも、気づいた時点ですぐに行動することが大切です。
残高不足に気づいたら、まずは慌てずに大東建託の「いい部屋サポートセンター」や、入居者専用アプリ「ruum」から連絡してみましょう。
うっかり家賃の引き落としができていないと、本当に焦りますよね。
でも、正しい連絡先と対処法を知っていれば、何も心配することはありません。