大東建託の家賃保証会社「ハウスリーブ」の役割とは?

大東建託の家賃保証会社「ハウスリーブ」の役割とは?

大東建託の管理物件に住んでいると、「保証会社ハウスリーブ」という言葉を耳にすることがありますよね。

「保証会社ってよく聞くけど、一体どんな役割があるの?」「利用するとどんなメリットがあるんだろう?」そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

特に、初めて一人暮らしをする方や、賃貸契約に慣れていない方にとっては、少し難しく感じてしまうかもしれません。

ここでは、大東建託の家賃保証会社であるハウスリーブの役割について、分かりやすく丁寧にご案内します。

まずは、家賃保証会社の基本的なところから一緒に見ていきましょう。

そもそも家賃保証会社とは?ハウスリーブの立ち位置

家賃保証会社とは、ひとことで言うと「連帯保証人の代わりになってくれる会社」のことです。

昔は、アパートやマンションを借りる際に、親族などに連帯保証人になってもらうのが一般的でした。
しかし、人間関係の変化などから、連帯保証人を頼める人がいないケースも増えています。

そこで登場したのが家賃保証会社です。
入居者がもし家賃を支払えなくなった場合に、入居者に代わって大家さん(貸主)へ家賃を立て替え払いしてくれます。

ハウスリーブは、大東建託グループが100%出資している家賃保証会社で、主に大東建託が管理する物件の家賃保証を担っています。
大家さんにとっては家賃滞納のリスクがなくなり、入居者にとっては連帯保証人を探す手間が省ける、双方にとって心強い存在なのです。

ハウスリーブは、入居者・大家さん・不動産会社の三者間の潤滑油のような役割を果たし、スムーズな賃貸契約を実現するための大切な仕組みと言えます。

【入居者向け】ハウスリーブを利用する4つの大きなメリット

では、実際に入居者としてハウスリーブを利用すると、どのような良いことがあるのでしょうか。
具体的なメリットを4つに絞ってご紹介します。

メリット1:連帯保証人をお願いする手間がなくなる

最大のメリットは、やはり「連帯保証人が不要になる」点です。

「親や親戚に保証人を頼むのは、何となく気が引ける…」「お願いできる人が見つからない…」といった悩みを抱える必要がありません。
精神的な負担が軽くなるだけでなく、契約手続きもスムーズに進められるようになります。

保証人探しのストレスから解放されるのは、嬉しいポイントですよね。

メリット2:クレジットカードで家賃の支払いが可能

ハウスリーブでは、毎月の家賃をクレジットカードで支払うことができます。

わざわざ新しいカードを作る必要はなく、お手持ちの主要なクレジットカード(VISA、Master、JCBなど)が利用可能です。
これにより、毎月の支払いでクレジットカードのポイントが貯まるという、嬉しいおまけもついてきます。

  • 家賃の支払い忘れを防げる
  • 現金を引き出す手間が省ける
  • ポイントが貯まってお得

メリット3:初期費用の負担を軽くできる

引越しには、敷金・礼金・仲介手数料など、何かとまとまったお金が必要になりますよね。

ハウスリーブを利用すると、これらの契約時初期費用を分割払いやリボ払いにすることが可能です。
一度に出ていく大きな出費を抑えられるので、経済的な負担を軽減しながら新生活をスタートできます。

まとまったお金の準備が大変な時でも、引越しのハードルがぐっと下がりますね。

メリット4:入居審査がスムーズに進みやすい

ハウスリーブのような保証会社を利用することは、大家さんにとって家賃滞納のリスクがなくなることを意味します。

そのため、保証会社の審査に通れば、大家さんからの信頼を得やすくなり、結果的に入居審査がスムーズに進む傾向にあります。
ハウスリーブは、保証会社の中でも「独立系」に分類され、比較的審査のハードルが低いと言われているのも特徴の一つです。

【大家さん向け】ハウスリーブがもたらす賃貸経営の安定

一方で、大家さん(オーナー)にとっては、ハウスリーブの利用は賃貸経営の安定に直結します。

最も大きなメリットは、家賃の滞納リスクをなくせることです。
万が一入居者が家賃を支払えなくても、ハウスリーブが期日までに立て替え払いをしてくれるため、毎月安定した家賃収入が確保されます。

また、クレジットカード払いに対応できることで、入居希望者の幅が広がり、入居率の向上も期待できます。
さらに、孤独死などの不慮の事故が起きた際の原状回復費用や家賃の損失を補償する「家主費用・利益保険」も付帯しており、大家さんを様々なリスクから守ってくれるのです。

大家さんにとっても、安心して物件を貸し出すための重要なパートナーなんですね。

知っておきたい保証料と大切な注意点

便利なハウスリーブのサービスですが、利用するにはもちろん費用がかかります。
一般的に、契約時に初回保証料として22,000円程度、そして毎月の家賃と一緒に月額保証料(総賃料の2.2%など)を支払うことになります。

ここで、一つだけ大切な注意点があります。

ココに注意

保証会社はあくまで家賃を「立て替えて」くれるだけで、入居者の支払い義務がなくなるわけではありません。

ハウスリーブが大家さんに家賃を支払った後は、入居者はハウスリーブに対してその立て替え分を支払う必要があります。この点は、しっかりと理解しておきましょう。

とはいえ、ハウスリーブは入居者と大家さんの双方にとって、多くのメリットをもたらすサービスです。
連帯保証人という制度に代わり、現代のニーズに合った形で安心でスムーズな賃貸契約をサポートしてくれます。

仕組みを正しく理解して、上手に活用していきたいですね。

大東建託の物件で新しい生活を始めるにあたり、ハウスリーブはあなたの心強い味方となってくれるはずです。