
「うっかり家賃の引き落とし口座にお金を入れ忘れた…」
「給料日前で、1日だけ支払いが遅れそう…」
大東建託の管理物件に住んでいて、こんな状況になったら、すごく焦りますよね。
「すぐに電話がかかってくるのかな?」「ブラックリストに載ってしまうの?」なんて、不安な気持ちでいっぱいかもしれません。
でも、安心してください。
たった1日の遅れで、すぐに強制退去になるようなことはありません。
ただし、正しい対応をしないと後々面倒なことになる可能性も。
ここでは、家賃の支払いが1日遅れた場合に何が起こるのか、そしてどう対応すれば良いのかを具体的にお伝えします。
家賃の支払いが1日遅れると、まず何が起こる?
家賃の支払いが約束の日から1日でも過ぎてしまうと、それは「滞納」という扱いになります。
だからといって、すぐに厳しいペナルティがあるわけではありません。
まず知っておきたいのは、「遅延損害金」が発生する可能性があることです。
これは、支払いが遅れたことに対する延滞料金のようなもの。
法律で上限が年利14.6%と定められており、1日の遅れであれば、数十円から数百円程度です。
例えば、家賃7万円の場合、1日あたりの遅延損害金は「7万円 × 14.6% ÷ 365日 = 約28円」となります。
金額は小さいですが、遅れれば遅れるほど加算されていくので注意が必要です。
1日遅れただけですぐに信用機関のブラックリストに載ることも、まずありません。
落ち着いて対応すれば、何も怖いことはないですよ。
大東建託から電話は来る?いつ頃連絡が?
「すぐに担当者から電話が来るんじゃ…」とドキドキしているかもしれませんね。
実際に大東建託から連絡が来るタイミングは、状況によって様々ですが、支払日から数日~1週間以内に電話や書面で連絡が来ることが一般的です。
「支払いが確認できていませんが、何かありましたか?」といった内容の連絡です。
ここで一番やってはいけないのが、連絡を無視すること。
無視を続けてしまうと、「支払う意思がないのかな?」と思われてしまい、心証が悪くなってしまいます。
むしろ、連絡が来る前にこちらから「支払いが1日遅れてしまいそうです」と一本連絡を入れておくのが、最も誠実な対応と言えるでしょう。
支払いが1日遅れた時の正しい対応ステップ
では、実際に支払いが遅れてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。
焦らず、以下のステップで対応しましょう。
まずは管理会社へ正直に連絡
気づいた時点ですぐに、大東建託の担当営業所へ電話をしましょう。
「口座への入金を忘れてしまい、引き落としができませんでした。申し訳ありません。」と正直に伝え、いつまでに支払えるのかを明確に約束することが重要です。
無断で遅延するよりも、自分から連絡することで「支払う意思はある」ということが伝わり、信頼関係を損なわずに済みます。
支払い方法を確認する
大東建託の場合、一度引き落としができなかった場合、同じ月に再度引き落としがかかることはありません。
ココに注意
「お金を入れたから、また引き落としてくれるだろう」と待っていても支払いは完了しません。必ず自分で手続きをする必要があります。
主な支払い方法は以下の2つです。
- コンビニ払込票(ハガキ)で支払う
後日、大東建託から郵送されてくる払込票を使ってコンビニで支払います。届くまでに数日~1週間ほどかかります。 - スマホのバーコードで支払う
急いでいる場合は、お問い合わせフォームや電話で依頼すれば、スマホにバーコードを送ってもらえます。これならすぐにコンビニで支払いが可能です。
どちらの方法になるかは、連絡した際に確認しましょう。
もう繰り返さない!うっかり遅延を防ぐための対策
一度経験すると、「もう二度と遅れたくない」と思いますよね。
今後のために、簡単な対策をしておきましょう。
一番シンプルで効果的なのは、給料日やお金が入った日に、すぐに家賃分を引落とし口座へ移すことです。
「後でやろう」と思っていると、つい忘れてしまったり、他の出費で使ってしまったりします。
また、スマートフォンのカレンダー機能で、引き落とし日の数日前にリマインダーを設定しておくのも良い方法です。
ちょっとした工夫で、支払い遅れの不安から解放されますよ。
家賃の支払いは、毎月のことだからこそ、つい油断してしまうこともあります。
もし1日遅れてしまっても、焦らず誠実に対応すれば大丈夫。
今回の経験を次に活かして、安心して毎日を過ごしてくださいね。